COSPA technologies

メタバースは「オタク文化」で終わるのか?(解なし)

2022.01.31
篠崎レイ

新しいプロダクト、サービス、ツール。

呼び方はなんでも良いですが、「新しいもの」が誕生した際には

「イノベーター理論」は避けて通れません。

では、現状メタバースは

「イノベーター理論」ではどの立ち位置にいるでしょう?

既にキャズムを超えてメインストリームに躍り出ている「領域」もあります。(某アーティストのコンサートや某ゲームなど・・・これは本当に素晴らしい数値を叩き出していますね)

音楽、ゲーム、コミュニケーションツール・・・一部のユーザーに対してはとても魅力的で、だからこそ参加者はメタバースという新たなツールを「面白がって」使用し、熱狂し、最初の一歩を踏み出せる。

とはいえ、メタバースが持つ可能性はそれだけではない。

いえ、むしろそれだけで留める訳にはいかない。

なにもメタバースを讃美するわけではありません。

ただ、今この世界に、これほど他者とスマートかつフラットに繋がりやすいツールはないでしょう。

メタバースには(今の世界で言うところの)国境はなく、集まる人々はどこの誰だか分かりません。だけれどそれこそが面白い。

某国民的ゲームシリーズで

「知らないものは怖いし、怖いものは知りたくない(要約)」という名言がありましたが、

世の中、そうなんでしょう。多分。

であれば、逆に、知ったら怖くなくなるのでは?とも思うのです。

全世界のことを知るには、一回の人生では到底間に合いそうにありませんが、

知れる世界を少しでも広く、知れる機会を少しでも多くする。

そんな可能性を与えてくれるのが、メタバースです。

ただ、いまはユーザー層がある一定の「領域」に限られてしまい、世界を広げる可能性・機会が多くはありません。

それをクリアし、既得権益や内輪ノリから離れて、「メタバースが持っている可能性」を黙々と追求したい。

メタバース時代の到来を前に、ユーザーは皆3歳児のようなもの。

もっと知りたい、なぜ?なに?どうして?どうすれば?でいっぱいです。

このワクワク感を、あわよくば全人類と一緒に味わいたい。

そんなことを企みながら遊び尽くしているので、どなたか出資してください。

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