前回のガチ中華ネタに続き、またコスパの話。
春休みということでディズニーリゾートに行った。1日目はディズニーシー、2日目はディズニーランド、そして宿泊は近隣のシェラトンという奮発プランだ。アフターコロナ万歳。娘の小学校入学前の最後の記念旅行だし、何より娘もツレも大満喫したので私も大満足だ。
その間、無邪気に喜ぶ家族を尻目に、こちらはディズニーリゾートの凄いところは満足度が課金額を上回るシステムだと改めて感じていた。オプション料金を払えばトイストーリーマニアにもスプラッシュマウンテンにも長い列に並ばずに乗れる。レストランではキャラクターが席まで会いに来てくれる。実にカネを使う甲斐がある。
オプション料金を払わずに人気アトラクションに乗ろうとすれば1時間や2時間があっという間になくなるし、キャラクターに会おうとすれば朝イチで乗り込み、アトラクションをいくつか諦めて、キャラクターが出没する場所に向かうことになるだろう。ディズニーリゾートでは努力や忍耐ではなくカネを払うことで幸せになれる。それも、払えば払うほど、それを上回る幸せが味わえる。
コスパ好きは節約家ではない。得られるものが大きければ、コスパ好きとしては、費用、時間、手間、ストレスなどのコストは大歓迎なのである。
これは制作会社としても同じこと。私たちが考えるコスパがいい仕事というのは、クオリティやパフォーマンスを上げることだ。相応の費用や時間は当然かかるし、クライアントに手間を要求することもある。それでも「頼んで良かった」と言ってもらえると、コスパがいい仕事をしたなと、こちらも幸せになる。
そのうち「夏休みにはLAのディズニーランドに行きたい」と娘が言い出すだろうが、浦安の何倍か喜んでくれるのだったら連れて行くぞ。
