COSPA technologies

100%リモートワークはありか?(2023年Ver.)

2023.03.27
広報室

コスパ・テクノロジーズは「ほぼ100%リモートワーク」を謳っています。

社内の打ち合わせはもちろん、お客様へのプレゼン、制作ミーティング、クリエイティブ確認などもWebツールを駆使して遠隔で行っています。しかし、アフターコロナでリモートワークを取りやめる企業も続出。また「本当にリアルに打ち合わせなくて大丈夫?」と驚かれるお客様もいらっしゃいます。

そこで今回は、クリエイティブを納品したばかりの、クライアント企業様に「不安でしたか?」「ストレスはありましたか?」と伺いながら、21世紀型協働ワークの、課題をリモートで一緒に探りました。

座談会参加者:
当社のお客様(創業100年超の化学メーカー様。東証プライム上場企業):
S様、O様、M様、U様
当社社長中島、梅津(ディレクター)、F(デザイナー)

当社梅津:
弊社がお付き合いさせていただいたのは去年3月、周年サイトの制作からですよね。

S様:
はい、その時のディレクターは梅津さんではなく別の方でした。その方がシンガポール在住だったことにまずは驚き、「本当に大丈夫?」と思いました。でも結果は「シームレス」を感じるのに十分で、テキパキと進行してくださり、全くストレスがありませんでした。タイトなスケジュールで相当大変だったと思いますが、その時に「あ、リモートでもできるんだ」と可能性を見出したことを覚えています。ご家族の都合などで海外在住を余儀なくされても、優秀な方がキャリアを中断することなく働けるというのはリモートワークの大きなメリットですね。

中島:
彼女だけでなく、弊社には海外勤務のメンバーが複数名います。またバイリンガル、トリリンガルのメンバーもたくさんいます。海外在住経験者は客観的に日本を見ることができるし、現地の方の目線に立って作り込んでいけるからです。

O様:
私は周年サイト完成後のコーポレートサイト制作から参画したのですが、やはりフルリモートには不安がありました。もちろん我々も大阪と東京にメンバーがいて、普段はWebツールを使って業務をしています。だから、進行管理についてはあまり抵抗はないのですが、リモート100%で本当にWebサイト制作が可能かは未知数でした。この業務は、リモートでできる部分とリモートだと伝わりにくい部分の両方があるので…。

S様:
コーポレートサイト制作のキックオフ時に中島さんと梅津さんが弊社に来てくれて安心しました。業務の具体的な打ち合わせの前に、当社の雰囲気を知っていただいた、雑談もしたということが、その後の業務にプラスに働いたのではないかと思います。

F:
私は一緒に伺えませんでしたが、その後二人の話が止まらなくて(笑)。Uさんが絶対に破れない名刺を実演を交えて見せてくれたとか、エントランスのコンセプトムービーについてとか。その時の二人の楽しそうな様子がその後のクリエイティブ制作に大いに影響しました。

M様:
中島さんと梅津さん、東日本と西日本からここ大阪に集合したのでしたね。実際の業務遂行は、こちらもWebツールにはだいぶ慣れたので、大きな問題はありませんでした。Webツールでも「この人はこの方法を採れば認識して動いてくれるんだな」といった、コツというかWeb上の行動特性みたいのを掴むのが肝要で、その意味ではリアルと同じです(笑)。

梅津:
私はメールでのやりとりでちょっと疑問があるとすぐ電話していましたが、問題なかったですか?電話には電話のメリットがあるのですが、1対1のコミュニケーションにはデメリットもありますよね。

M様:
いえ、いいタイミングで電話でもフォローしてくださったのはとても良かったです。細かいニュアンス、温度感、スピード感などはメールでは伝わりにくいのかなと。

O様:
昭和と言われるかもですが、雑談などで相手を理解して暗黙の了解が形成されていくのは、実は仕事をする上で大きいことだと思っています。

梅津:
本当にそう思います。私も最初に御社に足を運んで本当に良かったです。御社の明るさや話しやすさが体感できたので、「『お世話になります』は止めましょう」「『さん』付けでいきましょう」と言われたことがすぐに理解できました。そしてその後、気楽に電話できるようになりました。基本はリモートでも、対面も含めてチームは結成されるものなんだな、と感じます。

U様:
特にね、動画などのクリエイティブは同じ場所で一緒に作りたい。「ここゼロコンマ一秒ずれてる」とか、そういうのは別々の場所で見てても伝わる気がしないですね。

F:
映画でも、同じ場所で一緒に見るのと各人が別の場所でそれぞれ見るのとでは、盛り上がり方も感想も違いますね。クリエイティブ作業は、みんなでワイワイしながら、その場でガンガン直して一緒に積み上げていく方法が一番だと思っています。ライブが一番盛り上がる。どんどんアイデアも出るし、そして一番ストレスもない。

中島:
たしかに、気分とか共感といった部分ではリモートに限界がありますね。時々会って盛り上がり、それを持ち帰ってリモートでクールに進行する、といった使い分けが見えてきました。今日はお忙しいところ、お時間をいただいてありがとうございました。ところで、Uさん、実は私は今大阪にいるのですが、これから伺ってもいいですか?

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