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スーパー銭湯、それはもう1つの自宅

2023.09.25
神田聖也

私こと神田聖也は、WEBデザイナーです。
フルリモートでほぼ家から出ずに仕事をお請けし、締切は守りつつも自分のペースで仕事を続けられるという、ある種の人類にとっては、この上なく恵まれた環境におります。

そもそもフルリモートでのWEBデザイナーになったかというと、会社で時間を守って生活するのが、どうにも肌に合わなかったからです(肌に合わないと思いながらも、12年もの間、お世話になり続けたわけですが。)。

まず、どんなにお腹が空いても12時になるまでご飯を食べられないのが意味分かんないし、どんなに早く起きても朝の8時まではネット環境がオフで、仕事を始められないのも意味分かんないと思うわけです。

そんな、「12時になったら、みんなでいただきます」すら守れない、幼稚園児以下の社会不適合者であるところの私を、甘やかしてくれる場所こそ、スーパー銭湯です。

大浴場もサウナもマンガもあるし、昼からでも酒が呑める。
なんと素晴らしい!
シャバでは、夕方5時まで待たないと、居酒屋も開かないというのに!

私の余暇に必要なものはすべて揃っていて、もはや自宅より自宅なのです。
というより、自宅が職場ですから、スーパー銭湯にでも逃げ込まないと、いまいちリラックスしきれません。フルリモートも良いことばかりじゃないですね。

本来であれば、ここでひとつ、「オススメのスーパー銭湯ランキング」とか、「絶対ととのうスーパー銭湯の選び方」なんぞを披露するのが、この手の読み物のセオリーなんでしょうが、あいにくとそんなご用意はございません。

なるべく空いているタイミングで、自宅から近いところへ行く。
これに尽きる訳です。
いくら設備が充実していても、混んでいては心が休まりませんし、帰り道の心配があると、どうにも心地がよくありません。

サクッと行って、サクッと帰る。
あくまで観光ではなく、余暇。
あくまで観光地ではなく、もう1つの自宅。
私にとっては、ランキングや口コミをチェックして、気合を入れて臨む場所ではないのです。
とは言いつつ、有名サウナに片道数時間かけて遠征するのも、それはそれで好きではありますが、それはまた別の機会に。

それに私ごときが、平素お世話になっているスーパー銭湯様に順位をつけたり、選り好みしたりなど、おこがましい話です。
別にランキングを考えるのが、メンドー臭くなったとかじゃないですよ。
あなたにとっての理想のスーパー銭湯は、あなただけのものだよ的な感じのやつです。

最後に、あえてスーパー銭湯の欠点を1つ挙げるなら、脳が強制的にOFFになるので、書き物には向かないことでしょうか。
もちろん、こちらの読み物はスーパー銭湯で執筆しております。

現場からは以上です。

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