PROJECT
Linkedin & Sales Navigator 運用支援サービス「COSPALinks」
OVERVIEW
LinkedIn×日本語試験
– 返信率40%超の衝撃。ゼロから築く「攻め」の海外顧客開拓戦略 –
サーティファイ様は、日本語試験「PJC Bridge」の海外展開強化に向け、LinkedInを活用した営業を開始。従来は問い合わせ中心の受け身の開拓でしたが、Sales Navigatorにより南・東南アジアの教育機関キーマンへ直接アプローチを実施しました。現地ニーズに沿ったメッセージ設計により高い反応を獲得し、初月から返信率40%超、有望リード40件を創出。海外顧客開拓の新たな営業基盤を構築しました。
CASE STUDY
導入企業
株式会社サーティファイ様は、人材育成・教育分野における評価・検定制度の設計および運営を行う日本の認証・検定機関です。ITスキル、ビジネススキル、日本語能力など、学習成果を客観的に可視化する仕組みづくりを強みとしています。
導入前の状況
同社は海外向けの取り組みとして、日本語教育機関への留学要件となる「A1相当の日本語力」を示す試験として出入国在留管理庁から認められている「実践日本語コミュニケーション検定ブリッジ(PJC Bridge)」を主催しています。本試験は出入国在留管理庁の公式ウェブサイトでも紹介されており、信頼性の高い日本語試験として位置づけられています。
しかし、海外からの問い合わせはウェブサイト等を見ての自発的なものが中心であり、パートナー企業による開拓や日本の日本語学校からの口コミに頼る「受け身」の顧客開拓となっていました。また、現地語で資料作成や問い合わせ対応等ができる人材が不足していることや、海外での試験の認知不足も課題でした。海外の日本語教育関係者に対して、能動的な接点づくりを行いたいという思いからCOSPALinksを導入されました。
支援内容
海外における日本語教師、日本語学校運営者、留学生送り出し機関などの日本語教育関係者に向けて、PJC Bridgeの認知拡大および理解促進を行い、法人導入や資料請求、問い合わせにつなげていくことを目的に運用を開始しました。
具体的な支援内容は以下の通りです。
1. アカウントの最適化
LinkedInの個人アカウントを、教育文脈での信頼性と専門性が伝わる内容に改修。ヘッダー画像や自己紹介文(About)を、PJC Bridgeの価値がひと目で伝わる英語表現へとアップデートしました。
2. ターゲットの精密な設定とSalesNavigator活用ノウハウ
南アジア(インド、バングラデシュ、ネパール等)や東南アジアを中心に、日本語教師、教育機関の運営者、留学生送り出し機関の意思決定層を抽出。
単なる「役職フィルタリング」だけでは、海外特有の多様な役職名(例:Principal, Director, Head of Japanese, Language Coordinator等)を網羅できず、有望な対象者を取りこぼすことも多いため、独自のキーワード検索技術を掛け合わせるノウハウを活用。 表層的な肩書きに捉われず、実質的に「日本語教育の意思決定に関わるキーマン」を精度高く特定し、アプローチ対象を最適化しました。
3. 課題に刺さるメッセージ設計
各国の学生の多くは既存の日本語能力試験(JLPT)等を受験していますが、JLPTの試験機会の限定性といった「現場の悩み」に寄り添いつつ、柔軟な日程で実施可能なPJC Bridgeの利点を伝えるDMシナリオを設計。過度な売り込みを避けつつ、自然に興味関心を引き、資料請求へつなげるメッセージングを行いました。
成果
運用初月の実績
- つながり申請数:452件
- つながり承認率:48.0%(承認数217件)
- メッセージ返信率:40.1%(返信数87件)
- 有望リード数:40件
運用開始時は、つながり人数一桁台のほぼゼロからスタートとなりましたが、初月から承認率約50%という極めて高い水準を記録しました。一般的な新規アカウントの承認率が20〜30%に留まる中、この数字は初期のつながり母数(ネットワーク)拡大フェーズとしてはこれ以上ない走り出しと言えます。
また、PJC Bridgeの「柔軟な試験日程」や「入管庁認定」という強みが現地担当者の課題に刺さり、多くの前向きな返信が得られました。具体的には、インドの教育機関やインドネシアの日本関連プログラム、バングラデシュの日本語学校などのキーパーソンから詳細を求める質問が寄せられ、スムーズに資料送付や商談へとつながっています。
月間の目標として設定していた「問い合わせ10件」を大きく上回り、月間で40件の有望リード(資料送付・オンライン商談)を獲得することができました。
まとめ
LinkedInの強みであるキーパーソンへのダイレクトアプローチを活かし、ターゲットが抱える既存試験の運用課題に対して「PJC Bridgeという柔軟な選択肢」を直接提示したことが、高い返信率と質の高いリード獲得につながりました。
これにより、従来の「受け身」の海外展開から脱却し、能動的かつ継続的な海外顧客開拓の仕組みを構築する大きな第一歩を踏み出すことができました。
お客様のお声
Q1. 導入前の課題感とLinkedIn活用を決めた背景を教えてください。
本試験のメインターゲットである留学生が増加傾向にあるなか、商品そのものの需要はあると感じているものの、弊社は海外拠点を持っておらず、また現地の言語で対応できる人材も限られていることから、積極的な営業活動が展開できておりませんでした。そこで、LinkedInを使うことで比較的安価にかつ確実にターゲットのリードを獲得できることに期待してCOSPALinksを導入しました。
Q2. 実際に運用してみて、反応の質や手応えをどのように感じましたか。
実際に初月からリードを獲得できており、商談に繋がったリードもあるため手ごたえを感じています。また、現地の日本語教育の状況や他社が実施する日本語試験、留学生の動向、プロモーションの方法など、営業情報の収集にも大いに役に立っています。LinkedInにて現地担当者とやり取りする際は、知りたい情報や疑問点を積極的に質問することを強くお勧めします。
Q3. 今後LinkedIn営業をどのように活用・発展させていきたいですか。
本試験の海外展開において、コンスタントに受注を獲得するための核としたいです。長期的な運用にあたっては、ターゲットとする国・地域や担当者の背景を状況に応じて柔軟に変更し、また、リードから得られた情報や要望をLinkedInの会社ページの運用に活かすことが重要であると考えます。
