PROJECT
オウンドメディア制作
OVERVIEW
「デジタル×現場の知見」でサイトに息吹を
サイトデータを現場へ、現場感覚をサイトへ。両輪でひも解く、オウンドメディアの最適解。
経年劣化や事故で灯油が配管から漏れ出す「灯油漏れ事故」。寒冷地の深刻な課題でありながら危険性は広く知られておらず、対応、措置、予防などの情報も分散していました。北海道産業廃棄物処理のパイオニアである環境開発工業はその灯油漏れ事故処理のエキスパートです。その専門知識を「困っている人」へ最速で届けるオウンドメディア「灯油漏れナビ」を、2024年に開設しました。
INTERVIEW
ローンチ以来、レビューと改善を月単位で繰り返し、2025年12月に月間1.5万PV、新規ユーザー1万人超を記録、実際のお問い合わせと事故対応に繋げています。単なる情報発信に留まらず、実際の解決へと繋げ、デジタルライフラインとしての地位を確立した本サイトとプロジェクトについて、環境開発工業の佐々木様、野村様、生田目様に、当社プロジェクト運営担当のCPT赤堀がお話を伺いました。
ニッチ、でも確実にある需要に正面から向き合う「灯油漏れナビ」
CPT赤堀:
2025年12月の実績で、月間1.5万PV、新規ユーザーが1万人を超えました。「灯油漏れ」という非常にニッチなテーマですが、これほど多くの方がサイトを訪れている現状を、佐々木様はどうご覧になっていますか?
佐々木様:
正直、ここまで伸びるとは思っていませんでした。ただ、現場にいる私たちは「灯油をこぼしてパニックになっている人」を多く見てきています。灯油漏れは寒冷地に多い事故で、あまり大きな話題にはならない、けれど誰にも起こりうる事故ですし、困っている人はそれなりに存在するはず。その隠れたニーズがこれだけの数字として可視化されたことで、改めてこのプロジェクトの意義を強く感じています。
CPT赤堀:
私たちCPTが運営する際意識したのは、単に数多く集客することではなく、ユーザーが直面している「どうしよう!」という焦燥感に先手で答えること。12月にアクセスが急増したのは、寒波や師走という季節要因を読み、検索キーワードの裏側にある不安を記事に反映させてきた成果だと思っています。
「定点観測」と「先手」の提案がもたらす成果
CPT赤堀:
私たちは作って終わりのサイトではなく「人と会社の活動が反映されているメディア」「動きが感じられるサイト」を標榜しています。そのための定点観測ですが、毎月の運用において、弊社の提案が御社のビジネスにどう寄与していると感じますか?
野村様:
油漏れの事故って大なり小なりあるのですが、これまで「このくらい大丈夫」と軽く考え顕在化しなかった事故も多かったはずです。「灯油漏れナビ」で危険性や適切な対応を伝えることで、私たちも見えなかった社会のニーズがアクセス数、ユーザー数という数値で見えるようになりました。この業務のフィールドをより深堀りできたのではないかと思います。
生田目様:
軽微なものであればサイトを見て自己解決してくださるお客様も多いように思います。長期間保管していたガソリンの処理方法など、緊急性の低いものについてはサイトの情報からお客様ご自身で解決されているようです。緊急性や危険性が高いものを中心に電話での問い合わせに繋がっていて、お客様にとっても私たちにとっても、とても良い交通整理ができていると感じます。
CPT赤堀:
記事を運営していて、現場のプロが当たり前だと思っている知識の中にユーザーが知りたいことがあるなと思いました。こちらがデータ上の数値を見て「今、これが求められている」と提案し、それを御社が「現場の正解」で肉付けしていく。このサイクルがニーズに応えるコンテンツを生み出していると実感しています。
佐々木様:
CPTは常に「次の一手」を持ってきてくれますよね。「次はホームタンクの寿命についての記事を書きましょう」「相談フォームをこう改善しましょう」と。私たちが日々の業務に追われる中で、デジタル上の動向を見て先手先手で提案してくれるので、安心してお任せできています。
デジタルと現場、双方の知見をすり合わせて方針を決め、運営する
CPT赤堀:
「灯油漏れナビ」の肝は、私たちの「デジタルの視点」と、御社の「現場の視点」両方で結果を眺め、お互いの知見を毎月すり合わせてきたことにあると思っています。現場の声をコンテンツに反映させる過程で、特に意識されたことはありますか?
野村様:
解析データからユーザーの行動が知れて有難いと思っています。ニーズを拾った結果が現在の50記事超として蓄積し、それが私たちの専門性を形作ってくれていると思います。Googleからも「灯油漏れの専門サイト」として高く評価される要因になり、記事にすること、表現することの大切さを実感しました。
生田目様:
私たちの体感すること、現場で起きていることがデジタル上での事象にも繋がっていて、まさにこの活動の両輪だなと思います。データから「そういえば…」と過去の問い合わせを思い出しニーズの仮説を立てたりなど、記事の網羅性も高まってますね。
CPT赤堀:
そうですね。その一方でデジタルデータだけを見ていると、時々不思議な数値に出会うことがあります。ネットとリアルの情報に温度差を感じる…とでもいいましょうか。例えばデジタル上で検索ボリュームがなかったとしても、現場の声を聴いてみると実は重要な内容で、それなら書くべきだという思考ができます。とくにAI時代で検索クエリが多様化しており、現場感と経験則がこれまで以上に大切です。機械的にデータのみで判断するのではなく、時には現場からリードし、総合的に必要性を判断、提案していきたいです。
佐々木様:
そうですね。そのような動きこそ、このサイトが単なるSEO対策のものではなく、ユーザーから信頼されるサイトの「礎」に繋がっていると思います。困ったときに「まずここを見れば安心」という、北海道の冬のインフラのような存在にしていきたいです。
CPT赤堀:
ありがとうございます。現場の「生の声」を「デジタルの形」に変えて広く届けていく。御社のパートナーとして、さらに先手の提案を続けていきたいと思います。
DESIGN





