イギリス向けのホームページとは
自社のホームページをイギリス仕様にも対応しようと思ったら、まずは言語の切り替えをするでしょう。しかし、言語だけでは不十分です。
Webデザインも変更しなければ、せっかく言語対応しても現地の人から受け入れられず、アクセスや集客に伸び悩む可能性があります。
実際に日本とイギリスのホームページデザインを比較してみましょう。
目次
検索エンジンでの比較
Yahoo!のホームページを例にすると、画像が少なめで文字が多く、情報量の多さが目立ちます。これは、このページを見た時に、「これだけの情報があれば知りたいことが見つかりそうだ」という印象を与えるためです。
根が真面目な日本人は、画像や写真といったイメージよりも、正確な情報を与えるほうが効果的です。
一方で、イギリスで使われている検索エンジン国内第2位、Microsoft Bingのホームページは、とてもシンプルです。センターに検索バー、サイドに必要最低限のリンクしかありません。
必要な情報だけが目立つように配置され、その他関連のあるリンクがサイドに置かれているデザイン。
文字を読むというより、パッと見てすぐ理解できる、感情を先に掴みに行く戦法がとられています。
スターバックスでの比較
世界中どこに行っても飲めるコーヒーショップ、スターバックスで比べてみましょう。
まずは、日本のスタバのホームページをご覧ください。
コロナ禍でも営業はしています、というお知らせと、その他細かいスタバにまつわる情報がたくさん載っています。
続いて、イギリスのスタバのホームページがこちら。
情報盛りだくさんの日本のスタバのホームページに比べ、イギリスは2つの旬なお知らせに特化したのみ。
このスクリーンショットを撮ったのが2月なので、ハートやピンクといったバレンタインデーを連想させるデザインになっています。
ケンタッキー・フライド・チキンでの比較
次は、ファストフード店のケンタッキー・フライド・チキンです。
まずは、日本から。
今が旬の商品が大きく取り上げられていますね。
食べたいと思って検索する人が多いので、様々な商品についての情報が画像付きで表示されているのがわかります。
続いて、こちらがイギリスのケンタッキー・フライド・チキンのホームページ。
コロナでも営業しています、という情報のみ。
まだ用事がある人は、注文のためのリンクや店舗検索のリンクに飛ぶようなデザインになっています。
ロックダウンが続いているので、空いているかどうかの確認だけささっとしたい、という需要に合わせているためでしょう。
ホームページ自作には労力がかかる
ホームページを自作すれば、制作費がかからずローコストで始められます。
また、自分一人で完結するので、更新したいと思ったらその場ですぐに修正したり、情報を追記したりできるため、新鮮な情報を売れるのが最大のメリットでしょう。
しかし、代わりに時間と労力が必要です。
自分でホームページを作る際は、まず、イギリス人のニーズに合わせるために、イギリスのマナーや文化、好き嫌いのデザインを入念に調べる必要があります。
次に、必要な素材の収集です。
文章の考案、写真撮影、イラストの描画、ロゴや表やグラフといったホームページ制作に必要なものを調達するまでの手間が掛かります。
著作権に気をつけて、フリー素材を探したり、使用許可を取ったりしなければいけません。
これらの手間を考えると、業者に頼んで、制作の時間を本来の業務に充てたほうが効率的です。
さらに、デザインだけでなく、SEO対策への注力も必要です。
SEO対策がおろそかでは、アクセスされず、時間と労力を失っただけという残念な結果にもなりかねません。
SEOについて学び、対応できるスキルを身に付ける必要があるでしょう。
多言語webサイト制作会社への依頼が効率的
期間限定のサイトだったり、仲間内や趣味の領域を出ないものであれば自作でも問題ないかもしれません。
しかし、今後も使い続けていくサイト、また、集客を視野に入れたものであれば、やはり無理に自作せず、プロにお願いした方が良いでしょう。
特に海外向けでは、その国の事情に精通した人がいなければ、ずっと検索上位に残り続けるサイトでいるのは不可能です。
「それでもやっぱりコストが心配」という方には、以下のサイトがおすすめです。
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多言語webサイト制作会社の中でも、低コスト、スピーディを筆頭にあらゆるクライアントの悩みの解決策を提示しています。
翻訳にとどまらず、その国でウケのいいテンプレートを使って作成してくれるので、集客が期待できますね。
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