PROJECT
中国向けWebマーケティング
OVERVIEW
百度リスティングで日本品質を中国市場へ
自動化しきれない媒体で、月20件の有効リードを継続的に創出。非効率(かもしれない)運用が成功の鍵。
三晶株式会社は、天然繊維や合成繊維などの製紙原料や、さまざまな用途に使用できる不織布を取り扱う専門商社兼メーカーです。独自の技術力を持ち、高品質な「日本クオリティ」を武器にグローバルな製品開発・供給を行っています。近年は海外市場へのデジタルマーケティングを強化し、B2B領域での販路拡大を積極的に推進しています。
コスパ・テクノロジーズは三晶様の中国市場及び英語圏市場へのアプローチを2023年より支援しています。「中国のGoogle」と称される百度を活用した中国市場へのアプローチについて、三晶様プロジェクトを担当する当社陳に話を聞きました。
CASE STUDY
【プロジェクトサマリー】
| 課題 | 「日本クオリティ」というべき高品質な工業原料(不織布・テープ等)の海外市場、特に中国市場への販路拡大。しかし、現地特有のWeb環境や商習慣への対応、三晶ブランド認知の不足が障壁となっていた。 |
| 施策 | 中国市場の学習を進めるべく、まずは中国最大の検索エンジン「百度(Baidu)」でのリスティング広告運用を開始。広告調整だけでなく、WeChatやチャットボットの導入によるWebサイトの徹底したローカライズを断行。 |
| 成果 | 毎月15〜20件以上の有効なお問い合わせを、2年以上にわたり継続的に獲得。CPA(顧客獲得単価)約5,000円という投資対効果を実現 。 |
【施策のポイント】
1. 「中国版Google」と称される百度のクセを読み解く運用
中国の検索エンジン「百度(Baidu)」は、中国最大のメディアで、中国版Googleとも言われます。自動化にも力を入れていますが、日本市場においてはGoogleと同じ感覚で使うと、精度面でズレが生じるケースがあり、アルゴリズムに依存しきれないため、精度を保つ運用には経験と専門性が求められます 。コスパ・テクノロジーズは、安定した配信のためにキーワード、単価、画像、文章を一つひとつ手動で細かく調整し続けています。
いわば「日々の泥臭い調整」が求められる非効率(かもしれない)媒体ですが、そのクセを掴むこと、また長期的に運用することで学習も積み重ねることが、中国市場での成果に繋がる一番の近道です。

2. 広告運用とHPの有機的連動
中国Web事情及び百度広告の運用状況を見ながら、連動してHPのチューニングも行っています。例えば、日本のWebサイトでは一般的な「メールフォーム」ですが、中国のビジネスシーンではWeChatやオンラインチャットが主流です。そこで、サイト内にチャットボックスを設置するなどのローカライズを徹底。「メールフォーム」をボトルネックとして解消した結果、クリック率の向上だけでなく、商談に繋がる質の高いリード獲得に成功しています。広告だけではなく、全体で最適化を図り成果を出すようにしています。

3. 「失敗という名の成果」も日々獲得
百度広告の新機能のテスト、検証なども日々細かく実施しています。中には効果が出なかった施策もありますが、それも事実として三晶様と共有し、予算の効率性向上など、次の施策の糧としています。透明性の高いPDCAが、2年以上にわたる継続的な成果に繋がっています。
【最後に】
中国市場を政治的な不安から敬遠する声もありますが、現場で動いているのは「良い原料を確実に確保したい」など、国を超えた強いビジネスニーズです。グレートファイアウォールという障壁も、現地の感覚で正しく運用すれば、むしろ参入障壁という名の「優位性」に変わります 。現地事情に精通する私たちは、知見と経験を踏まえてデータの透明性を確保し、不確実な市場でクライアントの「確実な成長」を支える存在でありたいと考えています。
【三晶株式会社ご担当者様よりコメント】
コスパ・テクノロジーさんとは、ホームページ制作から中国向けの広告運用まで、非常に長くお付き合いしています。
コスパ社の最大の魅力は、単にサイトを作るだけではなく、常に成果に主眼を置き、先回りして提案をしてくれる点にあります。他社ともお付き合いがありますが、制作後の分析や改善への興味が薄いと感じることが少なくなく、その一方でコスパ社は、仕事のスピードが早いだけでなく、キーワードの選定一つとっても積極的に動いてくれ、プロフェッショナルとしての助言も惜しまない姿勢があります 。
現在、百度運用では月間15〜20件の有効なリードを獲得できており、100点満点中80点以上の満足度を感じています 。残りの20点は、獲得したリードをいかに最終的な商談・成約へ結びつけるかという、私たち自身の課題でもあります 。
中国市場への挑戦は、特有の難しさやノイズも避けられませんが、それを踏まえても「挑戦に見合う成果」を共に追求できるパートナーです 。今後はサイトの解像度をさらに高め、弊社の価値をよりピンポイントに伝えられる体制を一緒に築いていきたいと考えています 。
