百度統計で、できることの全て
「百度」は中国で最大の検索エンジンです。
Google社が分析ツールのGoogle analyticsなどを提供しているように、百度も無料の分析ツールを用意しています。
提供ツールは、ウェブサイト分析・アプリ分析・広告効果分析・API設定など 百度統計シリーズがあります。
目次
百度統計シリーズの中では、ウェブサイト分析が一番多く使われています。
管理画面は左右に分かれ、左側には属性の項目と右側には各種データが表示されます。
属性には、現在のトレンド・集客・サイト内行動・ユーザー・SEAグループに分けられています。
中国最大の検索エンジンだけに、中国からの流入はほとんど百度経由になるため正確なトラッキングができます。
また、全中国語圏地域を一括比較できるため、より詳しい地域分析も可能です。
百度統計は中国語圏向けの分析ツールなので設定から関連情報など、全てが中国語になるので、日本語情報はほとんどない状況です。
百度統計の基本的な機能
1、 ユーザー属性の把握
データを見る事によりユーザーの性別・年齢・学歴等の情報を知ることができ、ブラウザ・OS・言語環境などユーザー環境の情報も取得できます。
2、 流入元の確認
この機能を使うと、ユーザーはどんなルートで流入したのか、どこから来たのか、外部サイトのリンクなどを知ることができます。
3、 コンバージョンの設定(成果計測)
タグの設定によりどんなユーザーが、どんな経路でコンバージョンしているかを把握できます。
サイトの改善機能
コンバージョンフローの機能を使うとユーザーがどのページで離脱しているのが把握できる為、サイトのネック改善に役立ちます。
ユーザーフローの機能では、コンバージョンに関係なくユーザーがサイト内を どのように回遊しているかを把握できます。
ヒートマップ&リンククリック機能は、画面に出ている赤と緑のポイントを見ながらユーザーの関心先を分析し、サイトの意図や成約率の改善が計れます。
注目キーワードの分析
検索ワード機能は、どんなキーワードでユーザーがサイトに流入したか把握できます。流入キーワードの一覧分析により、想定外のキーワードを発見するかもしれませんね。
検索ワードランキング機能は、キーワードを設定することによりキーワードの表示順位・PV・サイトでの滞在時間などを把握する事が可能です。
中国国内では、ネット規制によりGoogleAnalyticsの使用が出来ない為、
「百度統計」を設置してアクセス解析する事が、スタンダードになっています。
百度統計を利用して、中国マーケティング戦略に活用する事がベストです。
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