中国のSNSシェア最新情報
中国のsnsの市場シェアの現状についてご紹介します。
中国は14億人もの人口を有する大国、そのなかアクティブなインターネットユーザーとソーシャルメディアユーザーが人口の半分ほどあります。その中には山ほど社交ソフト、bbs、ブログなどが存在します。
その中では百度(Baidu/バイドゥ),阿里巴巴(Alibaba/アリババ),腾讯(Tencent/テンセント),新浪(Sina/シナ)→これら4つを合わせてBATSと呼ばれます。
これらBATS傘下には8つのSNSおよびECブランドを有し、さらにそのそれぞれが数億規模のアクティブユーザーを有し、これらのプラットフォームが中国SNS業界における中心となっています。
中国において、BATSのパワー(規模/資金力/獲得ユーザー)がインターネットの三要素(VIP)
・バイラル性(viral)
・情報化(informatice)
・実用性(practical)
のあるものにしています。
中でも 情報化(informatice)と、 実用性(practical)の二点は特筆すべきです。
これは2015年のプラットフォームの市場シェアです。
中国で人気絶頂のwechatが30%でプラットフォーム市場のトップを牛耳っています。wechatはメッセンジャーソフトで膨大なユーザー数を確保したうえ、朋友圈(モーメンツ)というサービスを展開しました。モーメンツは友達の間でしか閲覧できないブログ形式で、あっという間にプラットフォームのトップに君臨しました。
その他、中国ではgfwと呼ばれるグレートファイアウォールが存在し、一般的なインターネットユーザーでは海外サイトへのアクセスを遮断するネットの万里の長城が存在する中、Facebookが9%ものシェア率を保有する中国のインターネットはもう、gfwではだんだん制御ができなくなり、グローバル化しつつある証拠です。
中国のインターネット市場は2、3年前と違って、wechatの出現により安定になりつつあります。
日本と違ってPCやインターネットが盛んな中国では、大多数のユーザーは3、4個のSNSソフトを使っています。PC上ではyyや飛信など、ネットゲーム専門としたSNSソフトも一席を有しますが、wechat、qqで国内の大半数ユーザーを所有するテンセントは、中国SNS、ソーシャルメディア界の揺るぎない王者です。
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