社会問題コメント掲示板「多説」をシステムブロック
テンセントニュースキュレーションサイトより、ここ最近炎上している社会問題コメント系SNS「多説」がブロックされる。
私は2014年の時に【現在のSNS分析:本当にお金が稼げない】というタイトルの専門的な記事を書きました。中国国内主流SNSツールはお金が稼げないのです。今日「多説」がサイト停止されたように、ここ2,3年SNSツールは衰退していくでしょう。
搜狐畅言、百度推荐、新浪微博,のような大きなSNSツールは長年維持していくことは可能でしょうが、例えばbShare、JiaThis、多説、評論啦のような小さなSNSは収益がない状態に直面しており、今にも倒産しそうな状態です。
阿建ブログは「多説の作り上げたシステムは国内ナンバーワンだ。但しコメントシステムについては今のところ十分対応できる方法が見つかることなく、最終的にブロックされることとなりました。つまり会社としての資金確保の手段を失ったということです。最後にこれまでコメント系SNSのリーダー的存在であった「多説」へ哀悼の意を表します。」と表明
Keinxは「長い間実現が難しいことをやってきましたが、初期時代から多説を使っているユーザー目線でいわせてもらうと当時の多説というのはまだテンセントミニブログとの業務提携をしており、コメントしたりテンセントミニブログにシェアしたりテンセントコインもらえたりできる印象です。ただ多説はこんなに長く色々とやっているのに有料会員制度というのがありませんでした。私としては多説はやめる選択をするにしても、オープンソースを開示やコードの有償提供などすべきと思います。」とコメントしました。
IT起業の一番の重要課題は利益です。利益あってこそ生き残れます。そして中国のIT業界への貢献を考えれば良いのです。