中国でTwitterが使えない理由と、その対策について
Twitterの魅力と言えば世界中に対し、広く情報発信が出来るという点。リアルタイムに情報が更新されているTwitterは情報発信、収集において優れたツールの一つである事は間違いありません。当然ながら海外旅行に出かけても、旅行先で画像をアップしたり感動を伝えたくなるものです。
ですが、そんなTwitterは中国での利用が出来ないというのです。
では、どのような理由があってTwitterが使えないのか。中国でTwitterを使用するための方法をご紹介したいと思います。
中国でのTwitter使用不可の理由は、強化されていく中国のセキュリティ施策のため
中国はインターネットについては特に利用が厳しい国で、そのセキュリティの強化ぶりは個人や企業を問わず影響を強く受ける状態。日々セキュリティが更新されている事や特定の時期には更に強化される事もあり、以前は利用出来ていたサービスも利用出来なくなる事もしばしば。Twitterやその他SNS、Youtube等の動画サイトがその最たる例と言えるでしょう。
中国側としては今後も外国の情報や、不利益になると判断したものについては検問を強めていく方針なのでしょう。
Twitterを中国で使うなら、VPNによる接続が有効
しかし、普段からTwitterを使っている人からすれば不便となるのは当然の事。代替サービスこそ中国で提供されていますが、わざわざ代替サービスを使う理由は少ないと思う方が多いでしょう。せっかくならTwitterを使ってのスムーズなやり取りは行いたいですよね。
そこで利用すると有効なのがVPN接続。
VPN接続とはVirtual Private Networkの略で、専用のサーバーと手持ちの端末を繋ぐネットワークの中に仮想的にトンネルを作る事で、安全なネットワーク接続を行う事が可能となります。このVPNを使って中国のセキュリティを回避してTwitterの利用を可能にするというわけです。
このVPNサービスは現在、無料&有料を問わず多数のサービスが提供されていますが、おススメしたいのは有料でのVPNサービス。
無料VPNサービスの場合、契約不要ですぐ利用できますが、速度面やセキュリティ面で不安が拭いきれないのが事実。特に速度についてはユーザー数が多くなるとどうしても遅くなってしまうケースが多く、動画サイトの閲覧はもちろんTwitterで自分のタイムラインを追うだけでも一苦労する程。更に現在は接続自体が上手くいかずに時間だけを浪費してしまう事もあるようです。
ですが、有料のVPNサービスであれば速度面やセキュリティ面が大幅に改善され、無料VPNサービスと比較しても安心して接続が可能となります。更に、有料VPNサービスの場合は業者からサポートを受けられるため、トラブルがあった際にも心強いと言えるでしょう。
ここまでご紹介してきました中国でのTwitter利用方法についてですが、いかがでしょうか。
VPN接続については、国内外で多くの業者がサービスを提供しています。
VPNサービス一つとっても同時接続数の違いや、接続の際に別のソフトウェア使用の有無などもあります。
無料期間でお試しも出来るサービスもあるようなので、中国へお出かけの際はVPNの利用を検討してみてはいかがでしょうか。