格安航空会社のビットコイン導入で利用拡大?!
ビットコインで航空券購入が可能に!
格安航空会社の「ピーチ・アビエーション」は、年内にビットコインで航空券を
買えるようにすると発表しました。
日本国内では、既に小売店や飲食店など約4千店以上でビットコインが使えるとされ、家電量販店ビックカメラも東京都内の2店でビットコインを決済手段として導入し始めています。
ビットコインとは?
ビットコイン(bitcoin)は、インターネット上だけで存在する仮想通貨・暗号通貨です。
仮想通貨と言われるように、現実にコイン(貨幣)は発行されていません。
単純に考えると外貨版電子マネーとして日本円や米ドル、ユーロのように独立した通貨としての価値を持っている仮想通貨が、ビットコインです。
ビットコインと電子マネーの違い
電子マネーは、EdyやSuicaのように日本円とリンクしており1000円チャージしたら1000円分が利用できます。
ビットコインは1btc(ビットコイン)という通貨単位で、日本円や米ドルのように交換レートがあり、レートも常に変動しています。
ビットコインの入手は取引所を利用して購入するのが一般的な方法です。
訪日客の利用拡大に向けての導入
ピーチ・アビエーションはビットコイン取引所を運営するビットポイントジャパンと組みピーチのウェブサイトで航空券を購入できるようにします。
増え続ける訪日外国人客の利用と拡大が目的であり、複数の空港のカウンター近くには、日本円とビットコインを交換できる機械も置く予定です。
同社がビットコインに注目するのは、仮想通貨として持ち運びが不要で現地通貨との交換の手間もはぶけるため、海外旅行者の間で利用が広がる可能性があると見込んでいます。
ビットコイン利用者の約9割以上が中国!
現在、世界のビットコイン利用者数は2000万人以上となり、月間取引高は2016年11月には15兆円を突破しています。
その利用者の約9割以上が中国で、投資商品が少ない中国では個人を中心に
ビットコインを買う動きが広がっています。
中国人は、人民元安への不安などもありビットコインをかなり盛んに取引しているようです。
訪日中国人観光客への、ビットコイン対応
ビックカメラの有楽町店と新宿東口店が、ビットコインを2店舗で導入しました。
ビックカメラはいつ行っても、中国人観光客で賑わっています!
今回のビットコイン導入もビットコインが使えるよ、ということで中国人観光客を引き寄せるわけですね。
また、全国26万店が導入しているレジ決済アプリ「Airレジ」はアリババグループの「アリペイ(電子マネー)」にも対応しており、ビットコインにも対応することで、訪日中国観光客向けに多様な決済手段を提供するようにしています。
ビットコインでLLC航空券購入が可能になることと、国内でのビットコイン導入店の増大により、訪日する中国人観光客の増大が期待されます!
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