電商法は、代理購入業者を、正当な越境Eコマース企業へ導く?
2019年1月1日施行予定の「電商法」が話題です。主旨は電子商取引の研究開発と応用の促進ですが、実際は「代理購入業者」の取締り目的と見られます。
2015年、中国の越境Eコマース市場規模は5兆4000億元。それが2018年には9兆元に激増します。(1元=16.38円)
2018年第三四半期のシェア上位は、
5位 亜馬遜海外購(アマゾン) 6.0%
4位 唯品国際(唯品会) 9.6%
3位 京東全球購(ジンドン) 12.3%
2位 網易考垃(ネットイーズ) 23.2%
1位 天猫国際(アリババ) 30.2%
ネット通販大手の真っ当な会社です。
対する代購業者たちは個人事業主も多く、申告も納税もせず統計外です。彼らは、帰国者の携帯荷物、またはEMSやクーリエ便で外国商品を持ち込みます。
電商法は代購業者を、法的に位置付けました。友人間の取引きも、ネット上にアップしていれば、プラットフォーム提供者になります。つまり真っ当な会社への衣替え要求です。
爆買いの中国人訪日客たちは、想像以上に組織化されていました。代購業者の依頼を受けて買付け、という要素が強かったのです。
電商法は爆買いにとってブレーキとなりそうです。売上への影響は避けられないでしょう。
参照
https://baike.baidu.com/item/%E8%B7%A8%E5%A2%83%E7%94%B5%E5%AD%90%E5%95%86%E5%8A%A1/12747090?fromtitle=%E8%B7%A8%E5%A2%83%E7%94%B5%E5%95%86&fromid=16540018&fr=aladdin
https://www.toutiao.com/a6621501354831528452/