インバウンドに貢献するAIコンシェルジュ「Bebot」
タイムズモビリティネットワークス株式会社は2018年1月9日より、タイムズカーレンタル羽田店と成田空港店にて訪日外国人向けAIチャットコンシェルジュ「Bebot」のサービスを開始しました。今後は、利用状況に応じて全国の店舗へ展開することを予定しているとのことです。
AIチャットコンシェルジュ「Bebot」とは
株式会社ビースポークが提供するBebotは、人工知能やデータサイエンスの領域で世界トップクラスの専門家(8カ国から集結)により開発されました。365日24時間いつでも訪日外国人の質問やリクエストに対してリアルタイムで多言語対応のサポートをすることができるAIチャットボットです。
訪日外国人からのよくある質問やリクエストに対して、フロントスタッフに代わり「Bebot」が自動で多言語対応します。飲食店の予約も宿泊者自身で簡単に行えるシステムとなっており、利用施設の要望にあわせたカスタマイズも可能で、訪日外国人ユーザーへ利用施設のレビュー投稿を「Bebot」チャット内で依頼することも可能です。
Bebotの導入状況
2016年のサービス開始以来、その効果が認められ日本全国に導入施設が増加中で、グランベルホテルやホリデイ・イン大阪難波を始めとする宿泊施設はもちろんのこと、2017年11月からは訪日外国人の玄関口である成田国際空港でも導入が開始されています。
日本を訪れた外国人が、ストレスフリーな充実した時間を過ごすための必須サービスとして、また受け入れ側の生産性を高める効率的なシステムとして、導入施設はますます拡大しており、2018年より、海外ホテル向けにも導入が予定されており、さらには大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシアが開業するアパートメントホテル「MIMARU」全店にてもサービスを開始します。
今回はタイムズモビリティネットワークスのレンタカーサービス「タイムズ カー レンタル」で、英語に加えて、中国語でも対応するAIコンシェルジュサービスの提供を開始することとなりました。訪日外国人の利用が見込まれるタイムズカーレンタル成田空港店、タイムズカーレンタル成田空港第1ターミナルカウンター店、およびタイムズカーレンタル成田空港第2ターミナルカウンター店に加えて、春節に向けて、台湾や香港の便が多い羽田店でもサービス提供を開始します。また、今後は全国の店舗へも展開することが予定されています。
Bebotの特徴
外国人宿泊客 & 宿泊施設に完全特化したチャットボットは、Bebotが世界初となります。
Bebotは、「5つ星のおもてなし」と「業務効率化」を同時に実現します。
「スマートフォンのチャットアプリで」「訪日外国人宿泊客からの」「よくある質問やリクエストへ」「24時間年中無休で」「英語・中国語で即対応」します。
Bebotの機能
観光案内全般
・目的地までのルート案内
・観光スポットの紹介・予約
・飲食店の紹介・予約
宿泊施設関連
・館内施設・サービスに関する問合せ対応
・クチコミ投稿のお願い
・収集されたフィードバックの確認
Bebot導入によるメリット
・言語が通じないことで発生するご意見の激減
・チャットで宿泊者自身が飲食店予約を行うことによる無断キャンセルの回避
・単純な問い合わせ対応自動化による、フロント業務の軽減
・チャットによる店舗外での手厚いサポートにより、利用者の満足度向上&口コミ投稿率上昇
・施設単位のカスタマイズにより、利用客の細かいニーズへの対応
タイムズカーレンタルでは、お客様との言葉の壁を解消できるよう、オフィシャルサイトの多言語化、10カ国語によるコールセンターの24時間対応、日本の交通ルールなどを記載したパンフレットの配布などを実施していますが、この従来のサービスと「Bebot」を組み合わせることで、お客様はレンタカーご利用に関する疑問だけでなく、旅行中にあると便利な情報も質問できるようになり、日本滞在の満足度は更に向上するものと考えているとのことです。
情報参照元:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000018663.html
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