Magentoエンタープライズと Magnetoコミュニティ エディションの違いを比較
目次
Magnetoは世界シェアNO.1のオープンソースEコマース用パッケージ
の一つです。
現在ではエンタープライズエディションとコミュニティエディションの
二つを提供しています。
ユーザーの要望に応じてタイプを選択できるパッケージとなっています。
基本的な違い
エンタープライズエディションは有料です。
コミュニティエディションは無料で利用できます。
大きな違いはMagneto公式のサポートの存在です。
コミュニティエディションではMagnetoからのサポートは
原則受けられません。
それぞれの違い
「エンタープライズエディション」
デフォルト(初期設定時)の状態では機能的に満足できないユーザー向けの
サービスです。
複数台のデータベースサーバーを併用し,より高い性能と処理能力によりサイトの運営にさらなる柔軟性と即応性を実現しています。
大規模のEコマースサイトを検討するビジネスオーナーが選択されています。
毎月の利用料を支払う方式で,サポートはMagneto自体の開発チームが対応してくれるため絶対的な安心感があります。
コスト
有料ですがコミュニティエディションにはない,便利機能が多数存在します。
ただ年間144万円位の利用料は個人レベルでは,かなりの負担がかかりますのでサイト運営上での売り上げ予測をしっかり検討する必要があります。
セキュリティ
SaaSモデルを採用しており, Magneto運営元のより強固なセキュリティソリューションが提供されます。
機能
追加部分ではエンタープライズエディションは多数の機能を有しています。
高機能カタログ・CMS・カスタマーセグメンテーション機能等々,多数。
「コミュニティエディション」
無料で,誰でもプログラムソースをダウンロードしてカスタマイズする事ができます。
特に小規模のEコマースサイトを検討するビジネスオーナーが選択されます。
Wordpressのプラグインにあたるエクステンションと呼ばれる追加部分の開発も多数なされています。
コスト
無料なのでダウンロードからインストール,セットアップまですべて自分で
しなければなりません。
ビジネスを比較的小さく運営する,ユーザー向けとなります。
セキュリティ
コミュニティエディションはホスティング場所も全て自分で探す事になるため
セキュリティレベルはどうしても低くなります。
●高機能のMagnetoはパフォ―マンスに難があると思われがちですが
コミュニティエディションであっても一般に出回っている無料のEコマースパッケージより早いと言われています!
Magnetoエンタープライズエディションもコミュニティエディションも
コアな部分では変わりません。
どちらかが格別優れているというものでもありません。
ユーザーの要望に応じて自分に合う適切な方を選択すべきでしょう!