ネット監視が強まる中 百度(Baidu) UC神馬がまたもや新しい動き
近頃、関係機関のインターネット環境に対する監視が強まる中、網易(NetEase)、天天速報(kb.qq.com)、快手(kuaishou.com)、今日头条(Toutiao)やその傘下の抖音(TikTok)、内涵段子(neihanshequ.com)などは、立て続けに改変や撤去、閉鎖を余儀なくされており、少なからず広告主にも影響を与えつつあります。これらに伴い、多くの広告プラットフォームにおいても、厳しいチェック体制が設けられました。下記はそれぞれ百度(Baidu)と神馬が発表した改変に関する通知です。
百度(Baidu)
背景
近日、本部が中国知網(-ChinaNationalKnowledgeInfrastructure-www.cnki.net、以下、中国知網)のキーワードを検索したところ、中国知網を模倣した広告が表示され、卒業シーズンが近いこともあり、詐欺行為の防犯対策や、ネットユーザーの使用感の向上、クレーム率を下げるなどの目的のために、中国知網を模倣するユーザーに対し以下の規制を発表しました。
ポリシーの内容
1、ユーザーが創作資材を中国知網に提出することを禁止します。ランディングページに中国知網を模倣したロゴやその他関係する内容を記載しないでください。
2、中国知網のオフィシャルライセンスを所有しているユーザーはこのポリシーの対象ではありません。そうでない場合は、資材や記載内容を全面的に訂正してください。
3、その他に、故意に他人のロゴやホームページを盗用するなど違反行為が有った場合は、自主的に改善してください(銀行オフィシャルウェブサイト、著名学術機関、家電修理ブランドのオフィシャルウェブサイト、宅配業者ブランドのオフィシャルウェブサイトなどの盗用を含む)。さもなければ、インフォメーションA類の規定に従い、罰金の請求をいたします。
対象及び執行期間
1、対象者:全てのユーザー(添付資料は参考リストです)。
2、対象製品種目:全ての製品。
3、改変期間:本日から2018年4月23日23時59分までに、全てのユーザーが国家の定めた政策に従い訂正してください。
4、執行機関:2018年4月24日0時00分より、上記の規定にそぐわないユーザーに対し、「百度プロモーション規定に違反した場合の処理法」に従い処罰します。
神馬検索(m.sm.cn)
下記は、UC神馬が発表した業務改変の通知です。
緊急通知
国家政策の影響により、本日より一時的に全ての非企業アカウントのサービスを停止し、アカウント資料を削除いたします。尚、サービス再開の詳細日時については改めてお知らせいたします。
情報の信憑性は、言わずもがな現在の全体の状況を見る限り、各大手広告プラットフォームが厳格な措置を講じたことは予想通りの反応です。今後、部分的に業務が再開されるかどうかについては、各プラットフォームの発表する政策を確認していく必要があるでしょう。
[原文 : http://www.opp2.com/79577.html]
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