中国人インバウンド接客法(味のおもてなし)
最近では、中国人観光客が家電量販店やドラックストアで大量の商品を購入している風景も見慣れてきました。
これからも増え続ける訪日中国人に対してのインバウンド接客は、どのようにすれば好印象を与えらえるのでしょうか?
目次
日本の食事が楽しみ!
好奇心旺盛な中国人観光客にとって、日本での食事が大きな目的で楽しみにしていることが多いのです。
見栄えよりも品数と量を重視して提供する
中国人始めアジアの人たちは日本人よりも多く食べます。料理を出す時は味も大切ですがボリュームや品数の多さは彼らを魅了することでしょう。
和食は一品の量が少ないため、少し多いかなという程度の分量で振る舞って上げると喜ばれます。
中国人は和牛が大好き!
中国人に非常に人気の高いのが和牛で、特に焼肉が大好きな人が多いので焼肉店での接客が喜ばれるでしょう。
中国の牛肉はなぜか独特の臭みがある上に、筋張っていたり硬かったりするからです。また、日本産の牛肉は政府規制で中国に輸出できません。
日本の白米自体も中国のコメに比べて味が良いとして人気が高いのでふっくら炊き上げた米も喜ばれます。
食べ放題系が人気!
多く食べる中国人は、自分の好きな量だけ食べられるバイキングやお代わり自由なシステムは好まれます。
それも色とりどりの日本食の皿が、いっぱい揃うバイキングは大好評!
温かい料理が好まれる
中国では生物を食べる習慣がないため、刺し身や寿司、生卵などが苦手な人が多いので、基本的に冷たい料理よりもスープ、鍋類の温かい料理が好まれます。
サラダでも温野菜が好まれる傾向があります。
食材や調理法の説明をしてあげる
中国には「医食同源」と言う思想があり、全ての食材には固有の性質があると考えています。料理を提供する時に、その食材や調理法の説明をしてあげると喜ばれます。
中華料理は南方系の料理を提供する
中国では、広東料理など南方系広州の料理が美味しいとされているので、南方系の料理を提供すると喜ばれます。
中国人は大のフルーツ好き!
中国人は、大のフルーツ好きです!普段から食後やおやつにと毎日のように食べています。
日本滞在中は、果物を食べる機会が減ってしまうため、食後のデザートにはケーキやアイスクリームなどのスイーツ系より、日本の甘い果物の方が喜ばれます。
青森の弘前りんごは、中国では高値で取引されています。
座敷よりも椅子テーブルで食事を!
中国は椅子文化です!食事の時に座敷で正座やあぐらなどが苦手で好まれません。
できれば椅子のあるテーブルに招き、皆でワイワイ話しながら食事することが好まれます。
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