訪中日本人が中国で感じる5つの不便なこと
先日中国人訪日観光客が日本で感じる不便なことについて記事にしたところ話題になりました。コメント欄には、逆に中国に訪れる日本人観光客が不便と思うことについても共有されており、双方多かれ少なかれ不便だなと感じることがあるようです。
この記事をきっかけに実際のところウソ?ホント?も含めてどうなのか。と気になり調べました。今回は、そんな日本人の立場から中国に訪れた際に感じる不便なことを5つ紹介します。これから旅行や出張の方は是非参考にしてみてください。
現金支払いは嫌われる?
最近、大手ショッピングセンターやドラッグストアでもよく中国語のアナウンスを耳にするようになりました。その中でよく言われているのが、中国のクレジットカードやアプリ経由での支払いにも対応していますよ、というものです。
いまや中国では、電子マネーや決済アプリが浸透しており、現金を利用せずに日常生活ができるような環境になっています。中国人の約9割以上がスマホを持っている時代では、携帯アプリを経由しての決済は特に違和感がないものなのでしょう。
しかし日本では、まだまだ現金が主流ですよね。旅行に行くと思えば両替所に行き換金をしなくてはと思い至ります。そうして、現地のお店に行き支払いの時になって、こう質問されます。「クレジットカード?それともWeChat(ウェイシン)?」そこには現金という選択肢はありません。
タクシー利用が国際対応していない
これも、前段で紹介したアプリ決済が主流になっていることと連動しています。中国ではアプリ経由でタクシーを呼び出すのが普通になってきています。そうなると路上にいるタクシーは、予約済のタクシーで埋め尽くされます。旅行客で一時的に滞在している人からするとその場で捕まえられないのは、とても不便に感じますよね。なにせ、呼び出して連絡をくれても中国語がわからないとやり取りができないのですから。
現金はある意味言葉を使わなくても出すだけで、サービスを受けることができます。アプリを使いこなすには、現地の状況や言葉を理解している必要がありますので、難易度が上がっていることは確かでしょう。
持ち物検査がある
高速鉄道や地下鉄の乗り場や博物館の入り口には持ち物検査場があります。複数人の警備員が常駐していて、その物々しい様子に初めて見たときは戸惑う人も多いでしょう。通常の改札を通過するだけでなく荷物検査があるため長蛇の列になり、乗り場に入るだけですごく時間がかかります。
Lineとグーグルが使えない
これは特に留学中に不便と聞く話の一つです。日本ではLineが主流ですが、中国ではLineが使えません。中国では、ウェイシンというSNSアプリが主流で、中国外の友達とやり取りするときもウェイシンを利用しています。
また、「ググって」という流行言葉にあるように日本でよく使うグーグルも基本的には使用できません。これは、日本の生活に慣れていると意外な盲点でしょう。
コンドームがレジ前においてある
これは、不便というより文化の違いの現れかと思いますがこのような意見も聞かれました。日本ではレジ前にコンドームというのは聞いたことも見たこともありませんが、中国では普通にスーパーのレジ横にコンドームが置かれています。しかも日本製のオカモトコンドームもあります。もし、子供も帯同する場合は買い物の時に質問されたら説明しにくいかもしれません。
文化が違うため不便を感じるのは当たり前
文化の違いはどこにいってもあるにせよ、全く知らずに行くのと分かった上で行くのとでは心構えが変わります。一つ言えるのは、中国へ行く際はウェイシン(WeChat)のアプリに使い慣れておくと、実際に行った後に不便と感じることが減るでしょう。
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