あなたの商品を中国人に売る5つの方法
目次
メイドインチャイナからメイドインジャパンを中国人に売るには!
訪日中国人の爆買いが話題となっていますが、中国国内でも消費需要の増大に伴い「高品質で信頼」のおける日本製品の販売が好調のようです。
巨大なマーケットである中国市場に、あなたの商品を売る方法は?
正に、出售如何?(中国語で販売方法の意味です)
■中国向けに売る方法
① 中国のアンテナショップでテスト販売をする。
一般的にアンテナショップは、消費者のニーズを探る目的で自社商品を展示販売する店舗を指しますが、店によっては飲食コーナーを併設している店も
あります。他店には無い、地方の珍しい食材や商品をPRする事ができます。
例えば、四国の4県は中国の上海に共同でアンテナショップを開設し富裕層に対する日本食材の販路開拓に取り組んでいます。
現地でアンテナショップを運営する団体に委託するケースも多いようです。
② インターネットを利用しEC サイトで販売する。
中国でのECショッピングモールは、個人間取引の淘宝網(タオバオワン)と企業対個人取引の天猫(T-mall)の2つに分かれています。
日本国内で見た場合、淘宝網(タオバオワン)はヤフーオークション、
天猫(T-mall)は楽天市場のサイトモデルです。
淘宝網(タオバオワン)は開店するのも決済するのも無料ですが
天猫(T-mall)は営業許可証、保証金、年会費、販売手数料等、出店に際しては高いハードルが設けられています。
個人で申し込むか、事業会社として申し込むかは、それぞれの立場・属性を検討しながらサイト販売を検討するのが良いでしょう。
また、「日本代購」と呼ばれる、日本商品代理購買サイトもあり富裕層向けの商品を郵便局のEMSを使って送るシステムも出来ています。
③ 中国の国内商談会に参加する。
商談会への参加は販路拡大の取り掛かりに最適と思われます。
短期間に多くのバイヤーと商談することが出来、売れ筋商品や
消費者動向等の情報収集や交換が集中的にできます。
機械なら実演、食品であれば試食でバイヤーに直接PRできますね!
また、いきなり海外での展示会参加は難しいと思われますので
ジェトロ(日本貿易振興機構)主催の国内商談会に参加する方法があります。
全国各地で定期的に開催され、参加費無料で海外有望市場の有力バイヤーと
個別商談が可能です。(通訳はジェトロが手配)
中国バイヤーと足がかりをつけて販売展開を検討するのも良いと思われます。
④ 中国の国際見本市に出展する。
ジェトロでは国内商談会の他にも、初めて海外の展示会出展に際しての基本情報の総合サイト・J-messeを提供しています。
その中国版としてジェトロ上海センターが中国での出店ポイントについて基本的な事項を説明しています。
国際見本市では、事務用品から、食品、医薬品、工芸品、ファッションバッグの他にも多種多様な商品が展示されるので、巨大で効率的な販売機会が発生します。
⑤ 現地に販売法人をつくる。
現地での法人設立は、時間的にもコスト的にも手続きを要しますが、今では日本でも専門の設立代行会社が増え、現地での販売拠点も安心に設立することが出来ます。
中国ではあまり流通していない商品、マニア向けの商品、日本独自の文化から生まれた商品など・・現地での価格競争をしない商品が望ましいと思われます。現地法人を拠点に店舗展開をしていく可能性もあります。
等々・・中国向けに売る方法は、まだまだあると思いますが中国人特有の
好みに向けた商品イメージもあると思います。
中国人は赤が好き・チャイナレッド!
昔から縁起の良い色、魔除けの色として生活の中に溶け込んでいます。
中国人は金色が好き・チャイナゴールド!
高貴な色、富の象徴で身近に置きたい!強烈な憧れ感がある。
☟
赤と金色をモチーフにした商品が売れるのではないでしょうか!
中国人は福という文字が好き、逆さになった福文字が大好き!
逆さ福で、ひっくり返すことを倒福(ダオフー)といい、中国語でダオは
「やって来る」と全く同じ発音と意味になるのでゴロ合わせから、わざと福の文字をひっくり返し「福が来る」としているようです。
中国では逆さにした福文字を、玄関や門の入口に貼っているようですね。
逆さ福のバッジや、のれんが人気です。
ちなみに、ナイキで発売したカカトに逆さ福の文字を入れたシューズは
妙にリアルで、ダサくて中国では全く売れなかった様です。
中国では口コミが重要視!
中国人は、膨大に流れる広告やインターネット上の情報を信用していない様です。一般人のつぶやきや、SNSを活用した口コミ情報を信用しています。
信頼のおける「メイドインジャパン商品」が注目視されています!
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